パトリシア・ハイスミス作リプリーシリーズのアメリカ製作映画版。
アランドロン主演「太陽がいっぱい」では匂わせる程度だったトムとディッキーの関係性がより濃厚に、ジュードロウ演じるディッキーが小悪魔のごとく魅惑的に描かれている。
真面目に見えるのにまともじゃないマット・デイモンと出会う人間を狂わせがちなジュード・ロウの美しさがやばい。
美しいイタリアの街並みと太陽がいっぱいへのオマージュらしきシーン、今作オリジナルの要素もあって見ごたえは十分でした。
アンドリュースコット主演でのドラマ版リプリーシリーズも楽しみに待ちたいです。
