サンジャイダット半生記。
最初、普通にランビールじゃん！と思って見てた彼がどんどんサンジャイダットに見えてくる演技と雰囲気、さすがでした。ラージクマール・ヒラニ監督は映画が上手い。彼自身のことを噂でしか知らなくても笑って泣かせる手腕。娯楽映画を撮る才能がすごい。
もちろん娯楽映画としての脚色はあれど、しかしまだバリバリ現役なのにそういうのOKなんだ！？というところもあってびっくりした。監督はサンジュが大好きなんだろうな…
親友キャラの集合体なヴィッキーコウシャルとの友情が焦点になっていたのも良かった。ムンナー兄貴シリーズを見返したい。
この頃はまだどうだったのかわからないけどボリウッドのネポティズム批判についても考えさせられる映画かなと思った。サラブレッド家系で何本も主演作がフロップしても出られる作品がある一方で、メディアからはある事ない事好き勝手叩かれる。この辺今はうまく言葉にできないが今見ると興味深い。
