こまち

四月物語のこまちのレビュー・感想・評価

四月物語(1998年製作の映画)
4.5
新鮮な気持ちと不安な気持ちと、色んな感情が入り混じる春が詰め込まれている。

自転車というモチーフが大好きだから、自転車で駆け巡るシーンがたくさん登場してそれだけでワクワクした。
何気ない日常のワンシーンも美しくて、控えめな主人公の言動とか共感する部分がたくさんあった。うまく話せないけど、はいっていう返事だけは威勢よく言うところとか、、

本屋さんで、憧れの先輩に会えたものの、やっぱり覚えてないよな…と思ってたら声をかけてくれて、そこからの流れにときめいた。

映像の色も全体的に桜が映えるピンクがかった色や暖色が多くて、まさに4月を体現したような温もりも爽やかさもある作品だった。
毎年四月に見たい。
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