オトマイム

若草の萌えるころのオトマイムのレビュー・感想・評価

若草の萌えるころ(1968年製作の映画)
3.6
迫る伯母の死への恐怖から逃れるように、夜のパリの街をさまようジョアンナ・シムカスの若さと危うさ。その清楚さと魔性の同居に魅了される。そして刹那的な時間が抒情詩のように綴られる。

(女)なぜ弾くの
(男)泣いてるんだ
なぜ泣くの
君が意地悪だから
悪気はないの
じゃあ悪女だ