このレビューはネタバレを含みます
遺族の方はこの作品をどう思ったんだろう。見られたのかな。演技が脚本が編集がとかそんなことよりも事故の描写で胸が苦しかった。
まだ小さい息子さんのお母さん（清水美砂）と息子一家に実家においでと航空券を渡した阪口さん（宇津井健）が辛過ぎた。
フライトを代わってもらった美樹（松雪泰子）がいつまでも行天（三浦友和）の愛人でいるのが嫌だった。
家族だけでなく自衛隊や警察、医療関係と関わったたくさんの人たちも辛かっただろうと思う。恩地（渡辺謙）が遺族を思いやるのだけが救い。その恩地さんも辛い立場が続いて見てる方もストレスMAX。
行天（三浦友和）は表向き勝ったようで心の底では恩地の信念の強さに完敗で余計に自分を追い込んでてそこも息苦しかった。
総じて辛い。
テレビ録画で見たけど途中【羽田空港で日航機が炎上】とリアルにニュース速報が入ったのがさらにダメージ。
どうか安全な空の旅を祈ってます。
