たか

ロビン・フッドのたかのレビュー・感想・評価

ロビン・フッド(1991年製作の映画)
3.0
 約20年前に『ケビン・コスナー』演じる『ロビン・フッド』を観た記憶があります。こういう英雄ものは好きです。今回は『ラッセル・クロウ』演じるロビン・フッドです。
 前半は、雰囲気は楽しめたものの、西洋史に明るくないためか、歴史的な流れや文化的な描写について行けない所がありました。この辺は知識不足です。
 後半は、慣れない文化にもやや慣れてきて、闘いの描写そのものを楽しむ事ができました。中世の話であるため、どこか現実味のないバーチャル的な印象を持ちました。時代も地域も違いますが『レッド・クリフ』を思い出しました。
 どの作品も、ロビン・フッドが弓を放つシーンはカッコいいですね。そして、理不尽な政治と言うのは、今の時代にも存在しています。これは人間の文化なんでしょうかね。そんな現代の事を考えると、急に現実に戻り、やるせなさを感じてしまいました。
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