このレビューはネタバレを含みます
時々あなたがたまらなく憎い…
ラース・フォン・トリアー監督
鬱3部作2作目
今回のジャンルはSFということで、ある意味で楽しみにしていた作品。
でも、SF要素は惑星衝突の部分だけで、基本的にはめちゃめちゃヒューマンドラマだった。
よくわからないのは相変わらずで、それなりにはおもしろかったかな〜。
開始早々の長尺スローモーションにはびっくりしたけど。
主演は、キルスティン・ダンストと、前回から引き続いてシャルロット・ゲンズブールの2人。
この姉妹役の2人の名前が、それぞれ第1部と第2部のタイトル名に使われており、最初はキルスティン・ダンスト演じるジャスティンの結婚式のところから始まる。
正直、この結婚式のくだりは全然おもしろくなくて、第2部のクレアのお話はけっこう見入った。
もちろん意味は分からないんだけれども!
メランコリアという惑星?隕石?が地球に迫ってきていて、それが衝突すると地球が滅亡するみたいなことをハッキリとは説明してくれずに、薄ら匂わせてくるだけ。
クライマックスはそのメランコリアが地球にいよいよ来て終わるのだが、そのシーンの迫力よりも、個人的にはやっぱりキルスティン・ダンストのあのシーン。
真夜中に1人全裸で、月の光に照らされるキルスティン・ダンスト。
どこか神々しくて儚げでもあるのが、真っ先に思い浮かぶであろう感想なんだけど、、
裸でそんな草むらに寝転んだら、背中ヤバいことになるよ?
…って思っちゃった。
ジャック・バウアーには触れません