メランコリアのmmmのネタバレレビュー・内容・結末

結婚するつもりあるのか？ってぐらい花嫁の態度がわるい披露宴から始まり、彼女が精神的な病にかかってることが徐々にわかってきた。
鬱病（それに似た精神疾患）の人が起こす「そんなつもりはないのに他人を不幸にしてしまう」言動の数々は見てて正直腹だたしさや混乱があったけど2章になった途端に一転して冷静さを保ち続けるジャスティンにびっくりした。
わりと問題児だった友人が震災のあの時に混乱して泣き叫ぶ友人を冷静に連れ歩いて帰ったという話を思い出して人間の心理はよくできてるな〜と感心した。

惑星の衝突が避けられないにも関わらずこんなにも淡々とその時を迎える映画は初めてだった。アルマゲドンとかディープインパクトとは正反対の作品だった。

内容的には結構きついし落ち込んでる時には見たくない映画だったけどワンシーンひとつひとつが綺麗で、「メランコリア」も目が離せなくなるほど美しい惑星だった。この惑星にだったら殺されてもいいかななんて思ってしまった。