このレビューはネタバレを含みます
脚本が素晴らしい、見せ方も上手い。
序盤で「もしかしてこれ全部頭の中の話では…？」と勘づいてしまうかも知れないが、二段目のオチが用意してあるので飽きない
頭の中の話じゃなくて、死刑囚の話と並行して進んでいく別のストーリーだったらいいなぁ
と思っていたが、人が死に始めてからはその希望も失われた
一人ずつ減っていくもんだから、てっきり死刑囚が絞首台に向かってて歩数でも数えてるのかと思ったら、そんなにエグいストーリーではなかった
ティミーが子供で主人格であり、怒りを抱いているというのも理には適っていて良いオチだ（子供の頃に虐待を受けて複数人格が生まれたが、ティミーはそれ以前から存在していて、成長していない）
ただ個人的には、あのままハッピーエンドでも良かったかな
