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グリーンマイルのsのネタバレレビュー・内容・結末

グリーンマイル(1999年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

平和が訪れますようにって願いながら生きてるような人たちが、行動を起こしていく過程で、生き苦しくて互いを傷つけ合うような事が絶え間なく起こる世の中に疲弊してしまったら、世界に平和なんて永遠に訪れないやろうな。
ジョン・コーフィのような、正しい人が正しく生きれる世の中になってほしい。「生まれてきたことを謝る」なんて、言わなくていい世の中に。映画を見終えた今から、この言葉は一生聞きたくないな。
ジョンと違う境遇で生きてきた人の中にも、ただ生まれてきただけで、そこに居ただけで酷い仕打ちを受けた人はこれまで歴史上に、数え切れんほどいる。普通に生きられる事がいかに幸せなのか奇跡なのか考え直させられるとともに、それが何でこんなに難しいんかなって。両親や祖父母、それかもっと昔の時代から、世の中って良くなっていってるんかな?
自分が身近な人と幸せに生きるってことが世界を救う足しになんてならんくて、出会った事ない遠くの場所に住む人達も、一人一人が自分の幸せを願えるようになれたら、「平和な世の中」って言えるような気がした。
私の"グリーンマイル"では何ができるんやろう。

本間は評価5にしたいけど、あとの0.2は、「じゃあどうしたらいいのか」って教えて欲しかったなって思う気持ちであえて引いた。
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