このレビューはネタバレを含みます
本当に罪を犯したのか疑わしい人物が、死刑執行前に明確に無実だとわかってしまうファンタジー作品。
ファンタジーが徹底的にファンタジーなので少し不思議な感覚。
刑務官が少し優しすぎないかとも思うんだけど、現実でも刑務官自身が何かされたわけでもないから情が湧いてしまうケースがあるそう。
死刑制度はほんとに遺族のために機能してるのか。
我が子を殺されたにも関わらず死刑にならず苦しい思いをしている遺族がいる。
逆に親が実の子供を虐待死させた場合の刑の軽さはハンパじゃない。
線引が曖昧なままの死刑制度は、刑務官の苦労も考えると気分が悪くなる。
ジョンはどこから来たの、奥さん手作りのコーンブレッドこそ獄中に届くが姿は映されず、彼のバックグラウンドはわからない。本当に天から来たのかジョンコーヒー。