真弓

戦火の馬の真弓のレビュー・感想・評価

戦火の馬(2011年製作の映画)
3.5
ジョーイという一頭の馬を中心にストーリーが展開していく。

売りに出されていたジョーイは、お世辞にも裕福と言えない家の主人に競り落とされる。ジョーイはとても気性の荒い馬で、端から見れば手なずけるのは難しい。主人は戦争によって足を怪我しているため、さらに馬の調教など無理。妻には返してこいと怒られつつ、息子のアルバートが世話をすることに。
アルバートの愛を一身に受けるジョーイは、無理だと言われていた硬い地面を耕し、貧困していた一家に一筋の光を与える。
しかし嵐のせいで畑が潰れてしまい、収穫により見込んでいた利益が消えてしまう。それと同時期に戦争がはじまり、馬が必要とされていたところに、主人はアルバートに一言も言わずにジョーイを売ってしまう。

そこからジョーイはたらい回しのように様々な人々の元へ。ジョーイに関わる兵隊や、農夫等、悲惨な戦時中の感情が描かれている。
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