くじら

戦火の馬のくじらのネタバレレビュー・内容・結末

戦火の馬(2011年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

Blu-rayレンタルで鑑賞。映画特典は俳優や製作陣による円卓会談。

 馬が頑張ってたり痛い思いをしてる描写に弱いくて泣いてしまった。
 児童書をもとにしているそうで、最後ジョーイは飼い主のもとに戻ってハッピーエンドでした。あと馬はどちらのサイドでもなく登場人物を結びつけてくれる、そんな存在だった。

 1917と同じ第一次世界大戦が舞台。馬の調教から大戦が始まり終わるまでの時間を描いてた。(余談:トムヒとベネさんは1914年の戦闘で離脱するけど、ベネさんが数年後1917で同じ戦争に参加してるの感慨深い)
 とても描き方が良くて、馬の演技もいいし馬が人を繋いでいくのもよかった
ダートムアの風景もすごく綺麗で戦場との対比もいい。
 ドイツ兵もただ冷酷人間って描き方だけでないのが印象的だった。また、ジョーイの視点からの物語で、ジョーイは頼れる人を見つけるのが上手いからこういう印象を引き出せるんだろうと思った。

 特典映像の座談会での話もとても良かったのでぜひ円盤で見てほしい。
 馬の演技は餌とかを使わない方法でやってたそうで、ジョーイ役の馬は演技が初めてだったそう。
くじら

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