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007/ゴールドフィンガーのBOBのレビュー・感想・評価

007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)
3.6
007シリーズ第3作。

億万長者ゴールドフィンガーを追い、「グランドスラム計画」を阻止せよ。

"My dear girl, there are some things that just aren't done, such as drinking Dom Perignon '53 above the temperature of 38 degrees Fahrenheit. That's just as bad as listening to the Beatles without earmuffs!"

監督の変更と共に作風も大きく変わり、お気楽なアクション娯楽大作になった。
終盤のアクションには軽く肩透かしを喰らった。ハイライトは黄金美女と空飛ぶ首切ハットですかね。

ジェームズ・ボンド: ショーン・コネリーの格好良さは堪能できるが、ヘマこいて捕まってるか、美女とイチャついてるかで、特筆すべき活躍はなし。強いて言うなら、ゴールドフィンガーの鼻を明かしたゴルフマッチか。またもや背後が甘い。初「ウォッカ・マティーニ、シェイクンノットスター」。

車 : アストンマーティンDB5が初お目見え。助手席には脱出装置、ホイールにはドリル、他にもスモッグ、オイル、マシンガンまで搭載。ボンドより間違いなく活躍している。○

ガジェット: 携帯発信器、踵の底に装備可。

ヴィラン:①"ゴ〜ルドフィンガ〜"♪。金にしか目がないビジネスマン。知性は感じられないが金持ち感と可愛げがある。牧場横に構えた秘密基地感満載の豪邸が凄い。アメリカ最大の銀行を襲うという壮大な計画を決行するが、あっさりご臨終。○
②空飛ぶ首刈りハット使いのガチムチ用心棒。少年のような微笑みが印象的。手下を「アーアー」と指図するシーンと、金の延べ棒を表情一つ変えずに胸で弾き返すシーンには笑わされた。

ボンドガール: 知的でクールな"プッシー・ガロア"。ブロンド美女からなる"プッシー・ガロア・フライング・サーカス"のリーダー。ボンドとの投げ合い🥋シーンが能天気で好き。

マネーペニー: ボンドのお株を奪う見事なハット投げを披露。

プレタイトル: 鳥ちゃんのシュノーケルをつけて海の中から登場。スイムスーツの下は完璧なドレスコード・ブラックタイ。女を盾に。バスタブで感電死。後のフリにもなっている。

🌐マイアミ→🏎️スイスアルプス→🛩️ボルチモア

"Do you expect me to talk?"
"No, Mr. Bond, I expect you to die!"

"Ejector seat? You're joking!"
"I never joke about my work, 007."

"Shocking! Positively shocking!"

"My name is Pussy Galore."
"I must be dreaming."

465(再)
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