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サルバドールの朝のeigajikouのレビュー・感想・評価

サルバドールの朝(2006年製作の映画)
4.0
公開時に浜松シネマイーラが浜松東映時代の自主上映会シネ・デプレで。

マルチリンガルのダニエル・ブリュールの本領発揮。
サルバドール・プッチ・アンティックがフランコ政権末期の1974年に反政府活動により死刑判決を受けて残酷な鉄環絞首刑(椅子に座らせた死刑囚の首を鉄の輪で絞めて後ろを捻ることで首を絞める絞首刑)を執行される。
私の子供時代のことで、感覚的にはついこの前💦
日本の絞首刑だってボタンを押したり、死刑執行されて堕ちて来た人を支える刑務官が存在する(小林薫が刑務官、死刑囚を西島秀俊が演じた『休暇』で描かれている)
すごく重いテーマで死刑について考えずにはいられない。
冤罪もあるのに国家権力で人を殺しても良いのか現在の日本にもある問題。
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