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ギター弾きの恋の女のレビュー・感想・評価

ギター弾きの恋(1999年製作の映画)
3.8
ウディアレンに始まり、ウディアレンに終わる映画。普通にウディさんがドーンと出てきて、この作品の主人公であるギター弾き・エメットについて語り始めるんだが、『アニーホール』でその語り口調に拒絶反応が出た割には、本作ではすんなり受け入れることが出来ました。まぁ、監督が主役じゃないからね。

気取り屋勘違いアーチストなエメットが、「遊ぶ女がいればいいよー、本気の恋はしないけどー」なんて、金もないのに好き勝手して、でもなんだかんだで忘れられない女を想う話。きゅん。←
エメットとハッティの距離が愛おしい。喋り通す男と、だんまり女。不器用で、行って帰って迷って決着。…決着したのかも謎だけど。

同棲している時の病院通いの理由も、結婚の有無も正直ハッティのことは何も分からない。わからないことだらけのミステリアスさったら、魅力的で仕方がないんだなぁ。


金髪童顔女優が好きな私には、サマンサモートンがたまらなかったです。最高。モグモグしている女子も好きだから、黙って食べている姿に同性でもかなりトキめいた。
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