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コンスタンティンのcorouigleのネタバレレビュー・内容・結末

コンスタンティン(2005年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

西洋の世界観
宗教観

おそらくは
キアヌリーブスが
「マトリックス3部作」で
全身にまとわり付いたであろう

「俺は救世主だぜbaby」

的世界的偏見を
一所懸命に拭い去り
機関銃で文字通り吹き飛ばそうとした

「マトリックスとの対となる」
と私が勝手に捉えた
「悪い方のキアヌ」

タバコをさも
「やめられないんだぜ俺は?」
のように吸いまくり

「どんな俺でも付いてくるんだろ?」
とでも言うかのような
最低で理不尽で
暴力的なのに
どこか物悲しく
背中に「いい人オーラ」がやはり
残る挑戦的な彼

多少ジョンウィックへ繋がっていくこのアンチヒーローの流れ

間違いなく傑作

公務員のパパ友さんと一時期
会話に上がり
私も
「漫画を導入してもよいのだ!」
と家庭に

「面白いほどよくわかるマンガ
ギリシャ神話」(オリラジ中田氏推薦)
を持ち込んだ

引っかかるかなー、と
本棚に転がした

見事
小2娘が乗っかってくれて
少し前に自分から寝る前に
読んでてくれた

その後小学校だか
教室だかの蔵書
「天使と悪魔大百科」
もこれも勝手に借りてきてたので
知らなかった世界観に興味を持ち始めているのかも知れない

コンスタンティンにも出て来る
ガブリエルという天使

彼女はドクターストレンジMOMの
あの西遊記みたいな
お坊さんだ
(ティルダスウィントン)

特徴的で
独創的世界観

天国と地獄の間の危ういバランスに
人間界があるという設定

そしてキアヌの徹底した
アンチヒーローっぷりに
全coroの厨二病精神が喝采した
standing ovations的な

全身の毛が
当時は!

震った(あくまで25才時点の感性で、ということは補足しなければならない)

2005年鑑賞47本中
3位
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