独特だけれど、素晴らしいアニメ映画。
今作は全3話からなるオムニバス映画なのですが、私は第1話の「彼女の想いで」が飛び抜けて1番好きでした。
というか、他2本はあまり好みではなかったので、この3.9のスコアの90%を「彼女の想いで」がしめていると言ってもいいです。
特に第2話の「最臭兵器」は、物語の内容も、主人公も嫌いすぎて、飛ばし飛ばし見てしまったし、
第3話は…うーん、普通かな。
ただ、なんと言っても、これが95年に公開されてることが恐ろしい。
25年前ということは、今のようにデジタル化されてなかったわけで、全てセル画で描かれてるわけです。
…凄すぎる。
映像の美しさ、1枚1枚手描きで描かれるアニメーションのリアルさ、何を持っても今のアニメ映画以上のものがありました。
好き嫌いは別れる映画だとは思いますが、攻殻機動隊やパプリカが好きな人は、きっと好きな映画だと思います。