ワン

タイム・アフター・タイムのワンのレビュー・感想・評価

タイム・アフター・タイム(1979年製作の映画)
4.0
1893年、ロンドン。切り裂きジャックが世間を騒がせている頃、SF作家のH.G.ウェルズは友人たちを集めて完成したばかりのタイムマシンを披露していた。だがその最中、警察が切り裂きジャックを追ってやって来る。警察は物的証拠からウェルズの友人スチーブンソン医師(デヴィッド・ワーナー)こそが切り裂きジャックだと確信するが、彼はタイムマシンで未来に逃亡してしまう。


19世紀のロンドンを震撼した実在の殺人鬼"切り裂きジャック"の犯行が突如止まった理由がタイムスリップしたからという設定だけで面白い。

しかし、どちらかと言えば現代で知り合ったエイミーとウェルズのロマンスが中心。せっかくなのでもう少しサスペンス寄りでも良かったと思う。社会主義こそ理想と語るウェルズが未来の現状を知りショックを受け悲しい顔をしていたのが印象的だった。
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