日本に留学している介護学生のカレンは、ある家に行ったきり連絡の取れなくなっている洋子の代わりにその家に訪問するが、そこには寝たきりの老婆エマが放置されていた。カレンはエマの介護の途中、恐ろしい何かを見て気を失ってしまう。
それ以来、カレンは恐ろしい何かを頻繁に脅かされるようになり、カレンは訪問した家について調べ始めるが、その家の過去には恐ろしい出来事が起こっていた。
ハリウッドリメイク第1作。
時系列順のストーリーの流れは
佐伯家の悲劇→ウィリアムズ家が入居→カレンが介護に行く→刑事が調査
という感じです。
日本で公開された「呪怨」のキャストを外国人に変えただけで、基本的なストーリーはほぼ同じであるが、「呪怨 オリジナルビデオ版」と「呪怨 劇場版」を上手くミックスしているので、なぜ「呪いの家」になったのかが本作だけで分かるようになっていて、初見の人に分かりやすいように配慮している。それ以外に取りたてて新しい要素は無かったように思う。
日本で起こっている出来事なのにキャストを無理やり外国人に変えているので、ストーリー展開に違和感を感じる。
恐怖演出も「呪怨」のままなので、目新しさはあまり無かったが、怖いことに間違いはない。