過去鑑賞。
うーむ、個人的には「紺碧の棺」よりはまだ劇場版っぽいと思えるし、
それなりに楽しく集中して見ることはできるコナン映画だとは
思えるけど
やっぱり微妙な印象は否めず。
古内さん脚本らしさもあまり感じない。
まず気になるのは、小五郎のおっちゃんのあの行動。
勘違いとはいえ、あれはかなりキャラぶれぶれ寸前だと思えてしまえてちょっと引っかかってしまう。
人間誰しも知らないうちに過ちを犯してしまっているのだという見方をすればいいのかな?
あとコナンくんって
いつでも爆弾処理できるように解除するための道具を
常に持ち歩いているっぽいことになっていたのは
なかなか衝撃。
サッカー選手たちの棒読みはまあ別に何とも思わない。
別にサッカー選手を起用する必要性はないだろう?とは思うけれど
起用した以上、棒読みなのは当たり前となるのが自然なこと。
むしろそれ以上に気になるのは
·桐谷美怜さんのキャラに合ってるとは思えない声
·事件に遭遇しすぎたせいか大爆発ぐらいでは、ちっともひるまず笑顔で命をかけたサッカーを始める少年探偵団
·必要なのかどうかよく分からない蘭姉ちゃんのスカートめくれ
とかだろうか。
いろいろツッコミどころはあるけど
サッカーを中心に展開するストーリーは新鮮だし、
犯人に関しては所見のときうかつにも騙されてしまったし、動機に関してもまあまあ同情はできるから悪くなかったと思う。
ただやはり爆弾を使った犯行が「沈黙の15分」同様、大がかりすぎるww
とりあえず静野監督時代は「絶海の探偵」「異次元の狙撃手」以外、
コナン映画でひたすらアクションを見せるか、爆発させたがるイメージが強い。
特に「沈黙の15分」と本作は
事件と
連続する大がかりな爆発のバランスが悪くて
色々と惜しいイメージ。