エアール

ゴシップのエアールのレビュー・感想・評価

ゴシップ(2000年製作の映画)
3.6
あるあるのお話。
とある”ウワサ”が人から人へと伝わり
その過程で話には尾ヒレがついて
最終的にはかなり脚色されたストーリーが出来上がってしまう、
これぞ”伝言ゲーム”いうやつですね!!
そこんとこにフォーカスを当てて
騙し、騙され、学生さんたちが貶め合うスリラーとなっております。

真実なんてどうでもいい、
ウソがもっともらしい、
冷静に考えればむちゃくちゃなんですけど
どうしても歯止めの効かない恐ろしさってやつです。
そんな厄介ごとに関わってしまったばっかりに
人生を踏みにじられてしまう人もいたりして…

こういうのを見ちゃうと
日常の何気ないやり取りでも
相手の受け取り方によっては
こっちが全く考えもしない方に展開されていったりとかあるんかな〜って
考えちゃったりですよ、笑
気をつけねばね…


さて、とある大学を舞台に
優雅で快適なキャンパスライフを満喫する坊ちゃんデリック、ほいで彼のルームメイトであるキャシー、トラビス。

メディア論を専攻する彼らは
”ウワサ”がどう広まるのか、そのメカニズムを調べるため
ある実験をすることに。
実験の標的に選んだのは、学園内でも知れてる有名なカップル、ナオミとボー。

軽い気持ちで流してしまう、2人に絡むある”ウワサ”
ーーパーティーで
寝室に2人きりになったナオミとボー、
身持ちが堅いことで知られているナオミだが
泥酔した彼女のことをボーがレイプした
というもの。

”ウワサ”は瞬く間に学園内に広がり
加熱していくゴシップ合戦を面白がっていたデリック、キャシー、トラビスだが、
その時の記憶が曖昧なナオミが
思い込みを本気にしてしまい
ボーを起訴したことで
ボーは逮捕されてしまう。
そっから事態は思わぬ方向へと動き始め…


ジェームズ・マースデン、レナ・ヘディ、ノーマン・リーダス、ケイト・ハドソン、
ジョシュア・ジャクソン、と
キャスティングがなかなか面白いです。
特にこんときのレナ・ヘディときたら
むちゃくちゃいいですよ!!
雰囲気が好きなんですよね〜

ストーリー展開こそ
好みがあるでしょうけど
個人的にはキャストに楽しませてもらったので
満足ってところです。
エアール

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