脱獄不可能と言われるアルカトラズ刑務所に入所してきたフランク・モリスが、ある日通気口から外へ出られるという話を聞き、ジョン・クレランスという2人の仲間と共に脱獄を成功させる話。
図らずも2作続けてクリント・イーストウッド関係作品でしたなぁw
全く意図してませんでしたが、骨太の作品だなぁと思いました。
まぁね、よくあるちゃ〜よくある展開なんですが(特に『ショーシャンクの空に』はソックリ)、よくあるのにバレそうでバレない展開に引き込む演出は流石だなぁと。
あとこれもよくある、誰かが脱獄しようとすると足を引っ張ろうとする奴がいないというか、黒人グループのリーダーであるイングリッシュなんか最後にモリスが脱獄した事がバレたとき優しい笑顔で見守っているとか、冷静に見ればみんな犯罪者でやろうとしてる事は『大脱走』と違って脱獄なのに物凄くかっこいいなぁと思わせる作りは、ちょっとズルいなぁ。