ジョン・ウー監督、主演トム・クルーズという「いつかやるだろうなぁ」と思われた必然の組み合わせがついに実現！
もう説明する必要もないが、これはミッションインポッシブルの2作目で、トム・クルーズが悪いやつらと戦う映画だ。
冒頭はロッククライミングをするトム・クルーズからスタート。
おれは常に鍛錬を怠らないぜ！その証拠に、見てくれよこの肉体（からだ）を！というトムからの熱いメッセージを感じる。
その後も、映えるトムが怒涛のアクションを決め続け、美女に「必ず助ける！」と約束して一人で逃げる。逃げるシーンもかっこいいので我々は「逃げている」とも思わない。
挙句、トムはバイクを片手で運転しながら拳銃を振り回す。
わたしは自動二輪免許を持っているが教習所でこんなこと習わなかった。危険だ！
冒頭のリンプビズキットの曲から全編「若者の映画だぜ～」「新時代だぜ～」とばかりにディストーションの効いたギターサウンドが鳴り続ける。
公開当時父親と見に行ったのだが、クラシック愛好家である父は疲れてしまい、「次は静かな映画が見たいなぁ……」とこぼしていた。
いや、いい映画ですよ。
