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ルディ/涙のウイニング・ランのNaPiのレビュー・感想・評価

3.9
8月某日(忘れ)鑑賞 ⑥


小さい頃から小柄で
アメフトには向かないと言われ続けて来たルディ。
成績も芳しくなく、
幼い頃から憧れていた名門へなど行かせてもらえず、高校卒業後は鉄工所で働く。

それでもやはり夢を捨てきれず、
ずっと応援して来てくれた親友の死をきっかけに
憧れの大学への進学を試みる。

運良くチャンスを掴んだルディだが、
別の大学で優秀な成績を取った場合の入学という壁をなかなか越えられないまま4年の月日が経つ。

学業に練習にサポートに
ひたむきに、一心に努力するルディ。

そしてラストチャンスを掴んだルディは、
憧れのチームで人一倍一生懸命に練習に取り組むも、
小柄な彼はなかなかレギュラーにはして貰えない。

彼のひたむきな努力と根性を認めるチームメイト達は、
キャプテンを筆頭として
最後の試合にルディを出すよう
自身のポストを投げうち
次々と監督へ懇願する。

なんていい奴らなんだ…
涙が出そうになる。

自分の代わりにルディを出してくれと
キャプテンを筆頭に全員がユニフォームを監督へ返したシーンは涙。

学生生活最後の試合、
ついに名簿入りするも出場は許されないルディ。

しかしチームメイトの計らいにより、
少しだけ出場を果たし、彼らしく懸命にプレーをする。

大したプレーこそないが、
チームの勝利と彼のこれまでの努力を讃え
チームメイト達に肩車されフィールドを回るルディ。

担がれるというのはこの名門校の歴史上、
初めてのことだった…。
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