10/21の観賞記録。
観賞後は全身が重くなる。
安易にバットマンシリーズのサイドストーリーと期待して観賞すると、狐につままれた気分になる。恐らく大半の方がそうなったことだろう。
舞台は1970-80年代。
バットマン作品の回想シーンはあるものの、DCユニバースとは切り離された全く別物の物語である。
本作を観賞する為に、強く影響を受けたという「タクシードライバー」と「キングオブコメディ」 を予習。
マーティン・スコセッシ監督による1970-80年代NYの実際の世相を反映した代表的な映画だ。
バットマンのようなアクションシーンはなく、
当然ヒーローも出てこない。
現実に起こり得る狂気。
アーサーの様に
虐げられてきた過去や社会への不満を持つ者は
世界中どこにでも存在する。
観賞後はその事実と
起こり得るかもしれない未来に
同情と恐怖とを感じることになる。
非常に社会派な作品であった。
半年も前で細かく書けないため
参考になるURLを載せておきます。
https://note.com/little_shotaro/n/n996298127d7f