このレビューはネタバレを含みます
退院後、初の映画鑑賞。
まだまだ騒がしい日常についていけず、
この位ゆるい作品が今はちょうど良い。
主人公のジュール、
いくら熱烈な音楽好きとは言え、
追っかけしてるディーバの歌声を秘密録音し、衣装まで盗み娼婦に渡す…
とんでもない奴だなと。
それでも「ごめん」の一言で許してしまうディーバも寛容すぎるんだけど。
今見るとチープな追走劇も、
異様にカッコ良すぎる青い照明と、こだわり抜いた流麗なカメラワークで最後まで見切ってしまう。
とにかく劇中のオペラが美しすぎて、
言葉を失う。
リハビリ中に聴くのもいいかもしれない。