さきちよ

オーケストラ!のさきちよのネタバレレビュー・内容・結末

オーケストラ!(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ロシアでユダヤ人が迫害されていた時代、ユダヤ人が在籍していたアンドレの楽団は解散に追いやられた。そこから30年後、ひょんなことからボリショイと偽り、かつての仲間たちとパリで演奏をすることになる。

パリに到着した楽団は、レストランの予約はすっぽかすわ、お酒や観光や商売に明け暮れるわ、リハーサルには全員揃わないわでメチャクチャだった。
しかし、ラストシーン、序盤全く演奏が揃わないものの、本作品のキーマンであるソリストのアンヌマリーの演奏が始まった途端、これぞ調和というほど、ピタリと音が揃う。
チャイコフスキーの演奏にラストは終始、耳が幸せだった。

演奏って素晴らしいと思わされる作品だ。
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