スメタナ

サマータイムマシン・ブルースのスメタナのレビュー・感想・評価

4.3
「踊る大捜査線」以降は凡打の山を築いてきた本広監督が、舞台劇の力を借りてたまぁーに放つ目の覚めるような三塁打みたいな、本作品。キャストが豪華ですね。エンドロールを見ないうちに若き日のムロツヨシに気付けた人はすごい。

舞台で早替わりを駆使して見せているから面白い部分もあると思うのですが、これはこれで雰囲気があって良いです。

ちなみに元になった劇に点をつけるとしたら⭐️4.9くらいです。ヨーロッパ企画の過去作はU-NEXTで一通り配信されているので、興味の湧いた方はぜひご覧ください。日本一のび太ポジションが似合う男・永野宗典と、こんなにもっさりした未来人/滑舌の悪い俳優おらんだろ・本多力は舞台版に引き続きの登板です。

※ バブル期の家電はオーバースペックだったから、リモコンが100年保つのはワンチャン有り得るとしても電池は無理だろと思ってましたが、映画版ではちゃんと電池を入れ替えているのが芸コマ。
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