このレビューはネタバレを含みます
男が刑務所に収監されるまでの25時間を描いたもの。
序盤というかラスト15分ぐらいまで淡々とした展開で、正直なところ面白くはなかった。
単にひとりのゴロツキが捕まって、その周辺の人たちの紹介映画なのかな?とか勝手に思ってましたが…
めっちゃ深いですこれ。
ほんとラストのラストで結局何を伝えたかったのかがわかりました。
深読みせずに観ると淡々としてるし面白く無いと思います。
1人の男が過去に行ってきた愚行、そして、それを清算し新たな人生をやり直し、真っ当な生活を送る。まさにアメリカそのものなんですね。
自分なりに解釈しましたが、一個人の人生とを比較対象にして、一方で国家のあり方を示しているのでは?と感じました。
ちょっと前半、中盤が長いので少しマイナスですが、考えさせられるいい映画ですね。