25時の作品情報・感想・評価

「25時」に投稿された感想・評価

自業自得と言ってしまえばそれだけの話なんだけど、、。

窮地に立たされてからの葛藤や後悔には、共感する部分もある。
もう遅いのに、別の人生を思い描いてしまう気持ちや、何かのせいにしたくなる気持ちも分かるなー。

言い訳して流されて生きていないか?自問する作品。
lily0x0

lily0x0の感想・評価

3.8
誰かにも前勧められたことがあったなーというのと、エドワードノートン主演でスパイクリー監督ということで観た作品!!

以下ややネタバレ含みます。






麻薬のディーラーとして稼いでたモンティが7年の刑期で刑務所に入るまでの25時間を描いた今作。
服従か逃亡か自殺かの葛藤。
どれも勇気が要りすぎる。
自分ならどう過ごすだろうか。。

それにしてもエドワードノートンとわんこドイルの画がすごくよい。
ダルメシアンのドイルもカッコよくスタイリッシュでかわいい。
お散歩してたら思わず声かけたくなる2人。

エドワードノートンの演技はやっぱりよかった。
ナチュレルや友達、父親と話すときも目を合わせなかったり、目が泳いだり。
それまでの自信なんて嘘のようになくなってて、不安げな目をしている。
話してはいるんだけど、どこか心ここに在らずっていう感じがとても上手だった。
また、現実を受け入れられず混乱している様もよく出てた。
誰がチクったのだろう、一体誰を信じてもよいのだろうか。
なぜこんなことになってしまったのか。
そもそもこんな世の中が悪いんだ。。
ふぁっくゆー。
けど、やっぱり、大切な人生を棒に振った自分が1番くそだ。ふぁっくゆー。と。
父との食事中のトイレでfuck youと書かれた鏡と対峙するシーン。
徐々にヒートアップしていく彼の口調。
ビンラディン氏が出てくるあたり時代を感じたし、スパイクリーの社会への叫びそのものなんだろうな。
あのシーンは震えた。笑
すごかった。

最後の最後まで彼の心の葛藤がわかり、辛かった。
務所に入ってからも2枚目であるからゆえ目をつけられたり、出所後に待ってるよって言った人が待ってなどいなかったり、辛い現実が待ち受けているかもしれないと思うと余計に。

けど、それでも、彼はこの25時間で、周りの人たちの愛を再確認することができている。。
そこがとてもよかった。
nanacoo

nanacooの感想・評価

3.2
単調な心理映画。

明日刑務所に行くという中進んでいく物語。全体的に暗くて、空気の重さが直に伝わってくる。
服役、逃走、自殺。数え切れない選択肢。自分ならどうするか考えさせられる作品。
metamegane

metameganeの感想・評価

3.7
あえて黒人が出てこないドラマ作品
ヤリ手証券マンとメンタル童貞教師の親友二人は、主人公の麻薬密売を傍観した負い目を感じている。収監までの25時間で友情が再生するかに迫る物語に、9.11後のアメリカを重ねている、と勝手に解釈。
父親とのラストはある意味で斬新。
果歩

果歩の感想・評価

3.5
モンティ、根は凄いまともやからちょっと可哀想になる。はよ売人から足洗っとってほしかったな。後悔しとんなら西行かんとちゃんと7年耐えてナチュレルのとこ戻ってほしい。てか刑務所入るまで25時間自由やねんな
「5時から7時までのクレオ」は癌を疑って医師の診断が下るまでの数時間。こっちは刑務所に収監されるまでの25時間!

「孫悟空は五百年も岩の下に閉じ込められていました」みたいな途方のない年月の話も好きだが、短いスパンで感情の揺れ動きを描いた映画も面白い。自分に引きつけて共感できるしね。

「5時から7時までの〜」はちょっとダラダラした感じがしてあまり好きではなかったが、今作は逆にそれが良かった(本筋と関係ないところで何教え子とキスしてんねん。センセイ!笑)。

「真実の行方」と二作続いてのエドワードノートン作となったけど、彼の演技はやっぱり釘づけになる。

終わり方はちょっとララランドを思い出した。
 密告により刑務所いきのきまった主人公が、入所前の最後の一日を恋人や友人たちとすごす。

 監督はスパイク・リー。今年「ブラッククランズマン」でようやくオスカー像を手にしたわけだが、彼については社会問題へのこだわり方をどう評価するかだなあ。

 「ニューヨークには色々な人がいて色々な問題を抱えている」のはよく分かる。しかしそれを個別に追っかけて行くからプロットが散漫といえなくもない。「あれとこの場面けずればもっと短くならね?」と言いたくなった。教師と女生徒の禁断の恋とかさあ…演じる二人には生々しいキモさがただよっている。フィリップ・シーモア・モフマンはこういう役が多かったね。

 バリー・ペッパーの性格もポマードもギラギラしてる感じが良かった。麻薬の売人も証券ディーラーも他人を蹴落とすのは同じだろ…みたいな対比をやるのかと思ったらそうでもない。ああいう男臭さがスパイク・リーは好きなのだろう。
nana

nanaの感想・評価

3.5
ラストが胸にくる…
麻薬に手を染めた男の苦悩だけでなく、アメリカ社会の暗部にも切り込んだストーリーは、重みがあって良かったです。
ま

まの感想・評価

3.7
西へ行けと言ってくれと言う父の言葉に泣いた。全員が現実が見えてきてから後悔する。現実になってどれだけ愚かだったかにやっと分かる。それでは遅いのに人は失敗する
みんと

みんとの感想・評価

3.8
麻薬密売の罪で収監される迄の一人の男の24時間を描いた作品。

エドワード・ノートン演じるモンティの悲哀が演技の域を超えてひしひしと痛烈に伝わってくる。

全てをアメリカ社会のせいにしてしまうには弱すぎる心、けれど一端を担っているのも否めないない事実。
そしてそれを止められなかった父親、友人、恋人、それぞれの心の動きが繊細に丁寧に描かれていた。

911直後のニューヨークの風景や心情、何処か物悲しさも加わってモンティ自身とシンクロしてさえ見えた。

特にクライマックスに向かうにつれモンティの後悔と絶望感は増す一方で、願望とも思える妄想はどこまでも痛々しく切ないものだった。

ただ観終わったみると、あの冒頭のシーンがくっきりと蘇る。瀕死の状態の犬を助けた時に既に心は決まっていたのだ。

心の弱さが引き起こした結末は、実は再生へと向かう究極の第一歩のようにも思えた。
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