シリーズ第三作目。
ヴィクトリアの復讐劇だった今作は、監督が毎度のこと変わるが雰囲気作りがとてもうまいなと感じた。
夢心地になるような薄紫色の花畑での二人の会話のシーンや、キラユーテ族の会談のシーンなど感性の燻られるようなシーンが沢山出てきて楽しめた。
アクションシーンも過去2作に比べ、少し引き気味になることで全体像がつかみやすく動きがわかるので凄さが伝わった。(前二作は、臨場感重視だったため目線が登場人物の高さなどになることが多かったが、あまり動きが伝わらなかった)
ただ、新参者のヴィクトリア軍団の若い少女バンパイアは、後々メイキングを見ることで分かったのだが迷いがあって共に戦うことを望まない
という、設定などがかなり言葉足らずで正直伝わらなかった。
そして、ライリーが下手。いちいちオーバーな演技であれで、重役を担うのは少し早すぎでは。と。。
印象的な、テントの中での宿敵同士の会話は本当にベラを想う2人で感動してしまった。
断然エドワード派で、アリス派である。
ラスト2作がまたまた気になる。