なかなか序盤はどうなんだこれ、100分も見れんのか。、。と心配になるけど終わってしまうと感動大作。
映画愛に溢れる作品だなぁとおもう。
音のないサイレント映画風に演出されている場面が多いからこそ、言葉が不要なくらいのショットがかっこいい。
階段を登っていくヒロインと俯き気味に階段を降っていく主人公。
そしてそれを引きから写す絵など。
また、会話ができないからこそ必要なのだけど乱発すると陳腐になってしまうセリフのテロップ差込が見事。一つ一つが名言級だったり演出の一部として巧みだったり、にやけてしまいました。
最後のシーンも、くるぞくるぞとわかっていながら主人公がついにしゃべる一言に食らいました。