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十字砲火のmhのレビュー・感想・評価

十字砲火(1947年製作の映画)
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戦争ものだろうと手にしたけど社会派サスペンスだった。
・人種差別
・軍隊生活をそれなりの楽しんでるものが社会復帰することの意味
このあたりがテーマ。
いやいやいくらなんでもその動機はありえんだろうと思うのだけど、その動機がホロコーストを始めとした数々の虐殺を生んでるのもたしか。
「すでもう死んでいたのかもしれません」
って、すごいいわれようだけど、レイシストはそれだけ罪深いということなのだろう。このあたり日本に住んでいると顕在化することも少ないので自戒していきたい。
シンプルで骨太な構成で、思わぬ感慨深さがあった。
面白かった。
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