警部の過去話とかで「なぜ差別をしてはいけないか」を当時としては結構深く切り込んでる作品だけれど、「じゃあなんで人は差別をしてしまうのか」っていうところまでは切り込んでくれなかったあたりに歯がゆさが…
>>続きを読む途中までは犯人捜しもので、中盤で犯人が明かされる展開はヒッチコックの「めまい」のようだが、ロバート・ライアンをはじめロバート・ミッチャムまで、登場人物たちがみな「地に足がついてない」というか、現実感…
>>続きを読む冒頭の陰影を巧みに使った緊張感のある映像がフィルムノワールらしくて期待したが、メインである殺人事件の犯人は冒頭からバレバレだしそのあとのドラマも容疑者のアリバイについてダラダラと展開しているので緊張…
>>続きを読む原題は「crossfire」、映画はこの単語の意味をリアルで悲しく強化した。この映画は人と人がcrossfireざるを得ず、このような結びが共に時間を構成することを語った。そして理念のcrossfi…
>>続きを読む十字砲火!クロスファイアー!
ロバート・ヤング×ロバート・ミッチャム×ロバート・ライアンとかいう、トリプルロバートな映画。
冒頭、影での殺人シーンにテンションMAX!
ただ、その後はちょっとか…
ミステリー的な前フリをしておきながらミステリー的な要素はほとんどない、今でいうところのヘイトクライムを取り扱った硬派なノワール。リベラルで通っていたロバート・ライアンが生粋のレイシストを嬉々として演…
>>続きを読む単に反ユダヤ差別なのではなく、PTSDのような症状が出ているロバートヤングや、家族との隔絶、人生に愉しみを見出せず一種の諦念を抱いているロバートミッチャムに見られるようにこれは反戦映画だ。反戦とは、…
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