このレビューはネタバレを含みます
『テイキング・ライブス』('04)
Taking Lives / アメリカ合衆国 / 英語
アンジェリーナ・ジョリーにひたすらイライラする100分。
無双タイプの役を演じることが多い彼女のため、本作のうっかりさんにはイライラが止まらない。
その分キーファー・サザーランドが気の毒でならない。
サスペンス作品なのだが、先が読め過ぎる物語展開や先行するイライラのせいで、犯人捜しのくだりが印象に残らない。
自分は何回も鑑賞しているのだが、内容を毎回覚えられないのだ。
そしてアンジーが上半身裸になるシーンもあるので、子供の鑑賞には注意が必要。
イーサン・ホークはサイコな犯人という良い演技をしていました。
顔をはがしてその人物の人生を乗っ取るという面白そうな犯人の根本の設定が活かしきれていなかった。
フィリップ・ノイスが監督していれば、もう少し面白くなったと思いました。