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タイムズ・スクエアのsouのネタバレレビュー・内容・結末

タイムズ・スクエア(1980年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

前知識なくあの頃ペニーレインとみたいな感じかなと思ったけど正反対の女の子同士の逃避行ものでラモーンズとかロキシーミュージックとか流れるけどそこまで音楽主体の話ではないかなって感じです。

荒くれ者のニッキーと有名な父を持つ大人しいパメラの二人は病院で出会う。先に退院したニッキーはパメラを病院から連れ出して共に自由を夢見てタイムズスクエアを闊歩する。一方でとあるラジオのファンだったパメラを応援するラジオDJとパメラを追う父親であったが…。

ニッキーのハスキーボイスと粗暴な感じで最初男の子かと思ってました。髪をまとめた姿カッコいい。
パメラがどんどん生き生きとなりニッキーとふざけ合う姿が可愛らしい。トーキングヘッズの曲に合わせて二人で道歩きながら踊るとこ可愛すぎ。
くたびれた姿のお父さんがショーパブまで行くけど娘に逃げられて悲しげな表情になるとこ堪らんですね。
責められたラジオDJもちょっと可哀想だけどサポートする姿好きです。

屋上からテレビ落としたりラジオに乱入したり大胆だけど繊細なニッキーがパメラを思う気持ちが友情というよりこの年代特有の依存にも見えました。
ニッキーの最後の屋上ライブで飛び降りる寸前の敬礼かっこ良かったです。
OPとEDで使われたセイムオールドシーンいいですね。
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