このレビューはネタバレを含みます
レオナルド・ディカプリオを主演に持ってきている意味がわかる映画。
似たような展開を見た事があったため、途中からこうなのでは?と推測できた。が、どんどんその推測に当てはまっていくうちに、いや現実と向き合わなければならない主人公の気持ちを味わうことになり、最後の最後まで苦しかった。
最初から最後まで面白く、約2時間ずっと続けられる映画だった。いやー面白かった。
「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか」
ラスト主人公の言葉にうわっとなる
精神保健福祉について学び、劣悪な環境の精神科病院が存在していたこと、精神科病院にまつわる事件を知っていたため、所々悲しくなる。ロボトミー手術についてもっと知ろうと思えた。