UkyoKobayashi

シャッター アイランドのUkyoKobayashiのレビュー・感想・評価

シャッター アイランド(2009年製作の映画)
4.3
精神医学の歴史の闇を見る映画にサスペンス要素が強く入り込んだ内容となっている。何を言ってもネタバレになりそうなのであまり多くを書くことはできないが、伏線が多いので見る度に発見がある映画だと思う。特典映像ではその辺のネタバラシもしているので観た方が良いです。精神医学の歴史についても軽く流れを教えてくれます。今でこそ精神疾患に外科的な手術は行われず薬物療法が取られるが、舞台となる1950年代は外科的に脳をいじって精神疾患を治そうとしていたようです、興味深い...
満点にしなかった理由としては物語が進む中盤ぐらいまでが若干ダレたこと、2回目に観ると序盤から面白く感じる内容なのだが初見だと伏線に気づくことすら難しいだろう。
うーん...なんと言ってもディカプリオとスコセッシのコラボはやはりすごい。これの4年後に魔作「ウルフオブウォールストリート」が出るというのも非常に面白い。
音楽監督はThe Bandのロビーロバートソンらしく、あまりの衝撃に2度見した。チョイスがまたスコセッシらしい...
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