バニラ

パプリカのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

パプリカ(2006年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

千葉は精神医学研究者としての傍ら夢探偵パプリカとして非合法な精神病治療を行っていた。
ある日研究所内からDCミニが盗まれてしまう。犯人は誰なのか、千葉はパプリカはDCミニを奪還することは出来るのか。
いやーズバリ難解。
わからないなりにも凄さは感じられた。
発想としてインセプションよりも前の2006は衝撃としか、映像美と世界観に引き込まれるかどうかが評価の分かれ目に。
主役である千葉は自分の想いを抑制する事が出来る理論的な性格の研究者、そして「パプリカ」は千葉のもうひとりの人格であり、夢の中ではどんな悩みも解決してしまう完璧な性格の持ち主として描かれてた。
DCミニを奪った犯人を追い詰めるストーリーはシンプルだけど、この夢と現実の解釈が超がつくほど難解です。
2001千と千尋みたいなパレードだ。
ネタバレ。

現実世界と夢の世界が繋がってしまい、悪夢の内容が現実のものとなっていく。
この非常事態にパプリカは千葉の体から抜け出し別個の存在となる。
混乱した現実世界でロボットとなった時田と千葉のピンチを助け出したのは、パプリカがカウンセリングしていた刑事粉川だ。
パプリカは主犯、研究所理事長の乾を止めるため女の子に変身し、乾を飲み込みパプリカも姿を消す事で平和が訪れエンドへ。
やっぱり難解、みる人限定してのお薦めに。
ラスト千葉と時田、相思相愛の結末はちょっと無理かな。
夢の中でパプリカに会いたい。
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