インセプションに影響を与えたらしいが、類似の世界観ではザ・セルの方が先だよね。
この映画も今敏も知らなかったが、海外ではかなり有名なんだね。残念ながらお亡くなりになってるが、そんな有名な作品をどうして地上波のTVとかでやらないのかな?
エロいからだろうか?
攻殻機動隊のような未来感に百鬼夜行の祭り風情をミックスさせたようなセカイ。このカオスぶりは千と千尋やサマーウォーズを彷彿とさせるので、日本人には馴染み深いが、外国人にはたまらないキッチュさなのだろう。
非現実と現実の境界線を描こうにも、そもそもアニメなので非現実として見てしまうので、予備催眠的な時間もなく頭からパラノイアを見させられるので、初心者の私には中々シンクロをするのが難しかった。
アニメよりもむしろ実写映画に影響を与えたのだろう。その点ではザ・セルとインセプションの橋渡し的存在かもしれない。
これが集大成ということなんで、他の今敏作品を観てから再度チャレンジしたいと思う。
平沢進の音楽もよくわからなかったしね。