Makiko

悪魔の往く町のMakikoのレビュー・感想・評価

悪魔の往く町(1947年製作の映画)
3.4
『ナイトメア・アリー』の予習。
脚本の映画。主人公が胡散臭いメンタリストだった。皮肉な物語で、トリックで人の心を操れると思っていた男が、協力者と思われたカウンセラーの女に裏切られ、たかが占いだと馬鹿にしていたタロットカードに未来を予言される。冒頭、“ギーク“の説明をする興行師が「科学者をも困惑させる生き物」と紹介していたのも、超自然的な現象を信じない主人公の末路を暗示するものだったのかもしれない。
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