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尼僧物語のclydebarrowのレビュー・感想・評価

尼僧物語(1959年製作の映画)
3.8
伝道師と尼僧が第三世界に出向いて人々を教化する。いわゆるコロニアリズムの時代である。第二次世界大戦後、被植民地だった国々の多くは独立するわけだが、オードリー・ヘップバーン演じるシスター・ルークは、ひと足先に魂の自由を獲得して立ち上がる。封印していた自我と内なる情熱に導かれて。

オードリー・ヘップバーンは、やっぱり凛とした役がよく似合う。

従順であることは、真のキリスト者のあるべき姿なのか。ふと、「解放の神学」を思ったりした。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%A3%E6%94%BE%E3%81%AE%E7%A5%9E%E5%AD%A6

女声のグレゴリオ聖歌、初めて聴いたけれど、なかなか良かった。
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