尼僧物語の作品情報・感想・評価

「尼僧物語」に投稿された感想・評価

みー

みーの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

人間のあるべき姿とは何かすごく考えさせられた。
神に服従するということは、欲を捨てて感情を抑制し、神と自分自身に向き合うことであり、人間味溢れるガブリエルにはそれが耐えられなかったのだと思う。
シスターは「人間のあるべき姿」を具現化した存在のように感じていたが、他者と支え合い、感情豊かに生きるのも「人間らしい姿」であり、個人的には素晴らしい生き方なのではないかと思った。
犬

犬の感想・評価

3.5
ドラム

ベルギーで暮らす医者の娘ガブリエル
家族に別れを告げ、修道女になることを決意
見習い尼となった彼女は、夢みるコンゴでの任務に向け、修行に励むが....

キャサリン・ヒュームのベストセラー小説をもとに、フレッド・ジンネマン監督が描く1人の修道尼の成長物語

なかなか見応えあるドラマでしたが、ちょっと長いかな

規律が大事
辛い場面もありますが、学ぶこと多い

尼僧の暮らし、教えも知れる
儀式がスゴい

尼さん姿のオードリーも素敵!
そして、綺麗な髪の毛が〜
ラストも印象的

キリスト教は良く分からないけど、修道女の勉強には良さそう
昨日ご紹介したオードリーのドキュメンタリー番組を観て思い出し

お気に入りの監督の1人フレッド・ジンネマンの作品でありオードリー・ベストアクトの傑作☆
理由はわからないでもありませんが、平均評価低いですね~(笑)
ただ、本作に関しては平均評価に惑わされずにご覧になった方が宜しいかと。
この作品との出会い(オードリーが演じた主人公のモデルとなっている人物との付き合いも始まる)がオードリー自身の人生観を変え、晩年の活動までの30余年の人生を決定づけた最も重要な作品。
ジンネマン監督の演出もさることながら、本作のオードリーは神がかっています。
感覚的には、優作さんが「陽炎座」の撮影の歳に清順監督に注文を付けられた【直径1mの円の中から出ないような演技】に近い。
カトリックの尼僧という役柄だけに、言動が極端に制限された中で激しく揺れ動く感情を表現しなくてはならない。
私は4~5回観ているが、何度観ても圧巻の芝居であり、顔のパーツそれぞれの細かい動き(ただの顔芸ではなく、心が動かしている)や立ち姿・歩き方一つとっても貞潔・清貧・従順と向き合うことで生じる心の葛藤がものの見事に表現されています。
何もかもが多様化された時代に生きている私たちの人生の手引書と成りうる作品でもある。
今後の邦画界発展のためにも、未見のフォロワーさんは勿論、演技が固まってしまう前の日本の新人女優の皆さんにも是非観て欲しい…(素晴らしい監督が出てきているのにも関わらず女優の芝居が付いて来れていない気がする…アニメ大国日本という世界のイメージからの脱却を…60年代以前に活躍していた女優さんたちのオーラをもう一度)

~追記~
敬愛するマーロン・ブランドの自伝を書いたパトリシア・ボスワースが女優として出演しています。
ヘップバーンは決して振り返らない ジンネマン「尼僧物語」

こういう題材はともすれば冗長な伝記映画になりがちだが一瞬、一瞬ショットの垣間に見せるジンネマンの作家性がくっきりとした映画の貌となり2時間半の長尺にも耐えうる佳作に仕上げてくれております。
ラストもとの世界に戻るヘップバーンが一度も振り返らずカメラも寄らずに遠のく場面はこの作品が「外」に向けて作られた作品であるそのままの証であり、だから60年近い歳月にも風化せぬまま生き残っているのだろうと思わせました。
ジンネマンが途方もない作家であるとなんてお世辞にも言えませんがこの作品だけは無視できない所以なのです。
MaoMieda

MaoMiedaの感想・評価

5.0
従順をありのまま守ることが本当に正しいのか。そのことによって生まれる自尊心や信仰上の罪との葛藤。それらを通して本当に大切にすべきことを見出していくシスタールークの姿を画面を通して追うことは俗世間で生きている私自身にも人生の在り方を教えてくれた。本当の優しさ、生きる意味とは何なのかを考え続けること、それが私たちが人生の価値を見出すことに繋がるのだと思う。この映画には華やかな衣装や装飾が出てくるわけではないが、オードリーヘップバーンの真の魅力が彼女らしく映し出された映画だった。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.5
2008/11/5鑑賞(鑑賞メーターより転載)
芯の強い人物の描写がお得意のフレッド・ジンネマン作品で、おまけに尼僧姿のオードリー。観る前の期待感はやたら高かったが、とにかく長い上に彼女が置かれた状況やストイックな宗教世界の描写が観ていてあまりに辛く、オードリーの清楚で反則的なほどの美貌がなければ途中でやめてしまったかもしれない。最後は少しすっとして救われた感はあったが、観ている間ずっといろいろなことを考えさせられっぱなしだった。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
よく分からないのですが尼僧にならずに看護婦としてコンゴに行けないのかね?
(そしたら尼僧物語じゃないけどさ 笑)
毎日忙しいのに尼僧だから患者より神様優先だし厳しい戒律で制限が多いから守れなかったり疑問に思ってしまったりそんな自分に苦しんでね…。
辞めるときのあのアッサリとした対応に冷たさを感じるな。
ちょっとでも何かあればいいのに。
厳しい戒律や修道院での色々な儀式?が観れて楽しかったです
母 お薦め。小さい頃 テレビで一緒に観た記憶がある。大人になって また観た。オードリー 可愛らしかった❤
livestock

livestockの感想・評価

3.2
オードリーヘップバーンはずっと好きな女優なのでこの映画も以前観たことはあるのですが印象が薄かったので改めて鑑賞しました。
他の彼女の出演作に多い恋愛コメディモノの時とは違ってほとんどメイクをしていないであろうし、シスターの衣装にジバンシィの様な華やかさもありませんが、それでも彼女の清廉な美しさが際立っていました。
信仰や自己との葛藤に揺れる彼女の表情は真に迫るものがあり、主人公と何処にも共通項が無いこちらが感情移入しそうになるくらい見事でした。
知人に勧められて鑑賞。
勧められてなかったら一生出会うことがなかったであろう映画です。
3時間くらいと長い映画ですが、ずっと興味が持続して体感時間は短く感じました。
理由として考えられるのは、まず、全く知らない尼僧のしきたりや生活風景を知ることができ、それが大変興味深く、信仰とは何か考えさせられたこと。 また、その信仰と自我の間で悩み揺れ動くオードリーヘップバーンがとても魅力的にみえたからだと思います。
ラストシーンの彼女をみながら、本当に強く美しい女性とはこんな人なんだろうなってジーンとしました。
教会内をシンメトリックに写す映像は見応えありますが、若干会話多めなのが自分にとってはマイナスでした。
それでも十分観てよかったと思います!
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