60年代のパリ。厳しい父と二人暮らしの13歳のモモが住むブルー通りは、ユダヤ人をはじめ、多国籍、多身分な人々が住む裏通。貯金箱を壊して、アパートの前をたむろする娼婦と初体験しても、モモの心は晴れない。幼い頃に母は家出し、貧しい二人暮らしにはうんざり。アラブ人の店と父が呼ぶ雑貨屋の店主イブラヒムは、モモと呼び、笑顔とともに見守ってくれていた。ある日父が失業し、自殺、父代わりとなったイブラヒムと旅に出るのだが…
ミニシアター系の宗教、愛情たっぷりのプチロードムービー。
モモとイブラヒムが交わす優しい会話に癒されます。