イブラヒムおじさんとコーランの花たちの作品情報・感想・評価

「イブラヒムおじさんとコーランの花たち」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

素敵な作品だった。笑うから人は幸せになれる。死期が近いイブラヒムさんが言うから感慨深い。彼女に振られたとき、「彼女の愛がなくなっても、お前が彼女を思う気持ちはずっと
お前のものだ」この教えが好き。
orangeloop

orangeloopの感想・評価

4.4
コーランは神様の言葉

フランスのブルー通り
「アラブ人」の店の向かいに住むモイーゼ
でも店主のイブラヒムおじさんはイスラム人
毎日、店に来るモイーゼが可愛くて仕方なくて
大事なものでも惜しげなく何でも与えてあげる
イブラヒムはモイーゼを愛情を込めてモモと呼んでる

モモに言う言葉はコーランの言葉

多くを与えているように見えるけど
モモにとって必要な時に必要な物を与えているので
多すぎるということはない
「モモとコーランがあるから幸せ」と微笑んでる
いつもはおとなしいのにモモとなると
俄然、力が出ちゃう!かなり大胆です
そしてその微笑みが素晴らしい

二人が唯一無二になっていくんですね

Mar-keys「Last night」の挿入箇所良かった
nekoneko

nekonekoの感想・評価

3.7
孤独な少年👦モモと心優しいトルコ人の老人との交流を描くヒューマンドラマ

舞台は1960年代のパリの裏通り…
昼間から通りには何人もの娼婦が客引きをしている
父に愛されることなく孤独な日々を送っていた少年モモは13歳で貯金箱(🐷の貯金箱笑)を壊して初体験!
えぇ〜何これ!?と思っていたら 食料品店の老人👨‍🦳との出会いで「人生の術」を学んでいくという…

終盤はイブラヒムとモモのロードムービー
🇹🇷トルコの荒涼とした風景と街並みが楽しめます

映画の挿入歌が60年〜70年代?のロックやフレンチポップスで 私が聴いた事のある曲は数曲だけでしたが ノスタルジックでモモの心情と重なり良き✨(年代にハマる方にはこのサウンドトラックは熱いかしら?)

幸せだから笑うんじゃない
笑うから幸せになるんだ!💓

年齢も宗教の壁も乗り越えた2人の旅路と
大人になったモモも予想外だったけれど
ジンワリと温まる作品でした

パリの裏通りの「花たち🌸」はみんな魅力的👄✨
真っ赤なオープンカー🚘
朝8時から夜12時まで働く…アラブ人?(ちょっと前の日本人)

ゴミ箱がなくて散らかっている国は貧しい
しかり
足が臭わないと一人前じゃない(クレヨンしんちゃんのひろしを想像する私!笑)
ロレンス爺ちゃんの人生名言は次々と!

映画のヒョイ役にイザベルアジャーニ様が登場!え?
あちこち目👀が離せないシーンがありました

スローライフ求めすぎない生き方…
             2321
(IMDb 7.3:10,700人視聴)

うーん・・・
 
すいません、
”個人の好み的に”
ピンと来ませんでした。
 
それは、
なんか、
少年が不幸に感じなかったから。
もちろん、
不幸な環境ではあったのですが。
 
少年にもう少し
葛藤や渇きがあれば、
それを癒していく
老人との交流として
見れたと思うのですが。
 
なので、
脚本的に、ピンと来ませんでした。
 
もちろん、
少年と老人は、絶品。
あと、
映像も。
いかにもフランスって感じの
ノリで場面を繋いで行くのが絶品。
  
2度めの鑑賞

再見すると粗が目立つが、オマー・シャリフおじいちゃんはとても良い

最後の場面が好き
おじさんが素敵過ぎる。そんな素敵さは、コーランの教えのおかげだという所謂宗教映画でもあるのだが、それが押し付けがましくない。
全編映像が美しいのと、イブラヒムおじさんが愛にあふれていて素晴らしかったです。おじさんが語る言葉は全て書き留めたいくらい素敵で、将来イブラヒムおじさんみたいな人間になりたいと思いました😌
おじさん×少年の物語にハズレ無し。
心温まるおはなし。

ふたりが住んでいる場所に興味が湧く。少年モモの家の窓外には客を待つ娼婦たち。通りの向こうにはイブラヒムおじさんの雑貨店。いろんな人が行き交う通り。いろんな人が出入りする店。そして自分のことを邪険に扱う父との暮らし。子どもが育つには良くない環境なのかも知れないが、そんな環境に対する免疫がついたうえで享受するおじさんの教えは最強に値する。

親が商売をしていたのもありいろんな人間を見て育った我が子ども時代。よそ様の家庭を羨ましく思ったけれど、今思えば早く社会を知れたメリットは遥かに大きかった。

もう一度生まれ変われるとしてもクリーン過ぎない場所で育ちたい。
あき

あきの感想・評価

5.0
主人公が、ある少女を好きになる。
ふたりはいい感じになる。
しかし、少女は別の少年と付き合う。
イブラヒムおじさんは主人公に言う。
「少女を憎んではいけない。彼女への愛は、君のものだ。彼女が君のものではなくとも」
うっすら「ニューシネマパラダイス」のような。

家族愛に恵まれないユダヤ人少年と、孤独なイスラム教徒のおじさん(おじいさん?)が次第に心通わす話。

タイトルに「コーラン」とあるので、かなり宗教色が濃いのかと思ってたがそれほどでもなく観やすくなってた。

ニューシネマパラダイスっぽい気もしたが、あちらは2人の共通点「映画」が絆を深めるのに対してこちらは、そこまでキーとなるものは無い。「コーラン」がそうなのかもしれないが少年はおじさんと会ってコーランを知るし。

序盤は微笑ましい交流が描かれていて、中盤シリアスでどうなることかと思ってたらロードムービー風になったのはちょっと意外。

結末は予定調和といえばそうですが、なかなかいい映画だった。
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