安堵霊タラコフスキー

見知らぬ人の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

見知らぬ人(1991年製作の映画)
3.0
映像とかの印象としては変な間が無くなって洗練された成瀬巳喜男のインド版って具合だったが、バグか何かの不具合で字幕が表示されなくなるとどんな場面なのかわかりにくくなることが多々あったので(というか言ってることわかんないとそもそもの内容の前提があまり理解できないのがまずい)、サタジット・レイの遺作は残念ながら不出来な代物に思えてならなかった。

小津やブレッソンを髣髴とさせるシーンも結構あり、そこがせめてもの救いではあったものの、やはり手放しで褒める気にはなれなかった。