知的障害のある息子・トジュンが殺人容疑で逮捕された。息子が殺人など犯すはずがないと信じる母は、息子を助けようとする…というお話。
「家族とは」を問うポン・ジュノの一貫したテーマ性を持つ作品の一つ。
真相の分からないミステリーで、序盤の90分は食い入るようにして見られた。
ただ、あれだけ広げた風呂敷のたたみ方に斬新さはなかったのが残念。ミスリードはいいんだけど、結末もうちょい何かなかったかなあ。
母の息子への情念を、台詞ではなく演技とストーリーで見せられた。メンタルつよつよってレベルじゃないぞ。
邦題と冒頭のダンスは夢に出そうだ。母親役のキム・へジャすげー…
ラストシーンといい、映像が素晴らしかった
暗くてジメジメしてゴミゴミした世界で、したたかな人間が沢山出てくる良い映画でした。こわっ