このレビューはネタバレを含みます
母親が無実の息子を助けるために奮闘する感動的な話かと思いきや…
さすがポンジュノ、一筋縄ではいかないストーリー展開だった
ポンジュノ作品に出てくる食べ物はどれも全く美味しそうに見えなくて、ある意味すごいと思った
警察の杜撰な捜査だったり、冤罪や社会的弱者の扱いなど、様々な社会問題が盛り込まれていたように思うけど、いまいち何が伝えたかったのか分からなかった
最後、バスの中で楽しそうに踊るおばさん達と暗い表情で静かに座るお母さんとの対比から、ふとももに鍼を刺して全てを水に流すシーンはかなり秀逸
