このレビューはネタバレを含みます
なんだか、1周回って感想が「無」になった映画だった
障害持ってる人間が犯罪者っていう、個人的には日本ではまずないなって言う設定なところが引き込まれるポイント。
最近やっと、日本は障害者も普通の人間ですよ!みたいのをやり始めたくらいなのに、10年前にもうコレをやってたと考えると韓国、恐るべし…
国の風潮もあるのかもだけど
全体的に感じたのは「愛という狂気」
小さい時の行動しかり、廃品回収者に対してのしかり、真犯人(?)の面会しかり、ラスト(きっと冒頭のシーンに繋がってる)しかり、金を惜しみなく使ってたり、人の家に潜り混んだり、未成年に暴行加えさせたり…
事件があるから、自然に受け入れてたけど、冷静にコレを書きながら思い出してるとヤバいなって
理解はできるけど、実際は絶対にできないぞ。リアルに描いてる分、余計に怖くなってくる。
ウォンビンはどこまで、分かってるのか分かってないのか…
ウォンビンがコレをやってるってのがまた!たまらない感じ
ポン・ジュノの映画ってなんだか、手放しで「あー!面白かったー!」ってなれないね…
ソコがいいんだが